平成15年4月

VOICE(仙台版)調査レポート

 

株式会社 東日本リサーチセンター
                               代表取締役 佐藤 彰男

 

平成15年「仙台初売り」に関する調査

 

当社では、日頃より“各地域の生活者の意識・実態”について各種調査を実施し、情報発信を行っております。

近年、伝統ある“仙台初売り”の開催日について、「元日初売り」、「2日初売り」等が話題となっております。さらに、今年からは仙台市郊外を中心に、初売りの催事やセールを行わない「元日通常営業」が始まりました。

そこで、当社では、当社契約の仙台市民1,000人の消費者モニターを対象に、平成15年「仙台初売り」に関する調査を実施しました。この調査は、“仙台初売り”に関する動向を把握するために、平成13年、平成14年に引き続き、平成15年も行ったもので、この度、その調査結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

1.“元日通常営業”の利用状況(単数回答)
“元日通常営業”の利用は、2割未満にとどまる。
  • 主に仙台市郊外店で実施された、“初売りの催事やセールを行わない元日通常営業”について、「行った」が2%で2割未満にとどまっている。

 

2.“仙台初売り”の参加の有無(複数回答)
ほぼ5割(47.3%)の人が仙台初売りに行っている
  • 「仙台市郊外の初売りに行った」が1%、「仙台市中心部の初売りに行った」が23.2%となっており、“郊外”が“中心部”を3.9ポイント上回っている。また、「地元商店街の初売りに行った」は9.3%となっている。一方、「行かなかった」は47.9%となっている。
  • 昨年と比較すると、ほとんど差は見られないが「郊外の初売りに行った」、「中心部の初売りに行った」がともに若干増加し、「地元商店街の初売りに行った」が若干減少している。

 

3.“仙台初売り”で行った店舗の形態(複数回答)
第1位は、5割以上の人が挙げた「小売店・専門店」。
  • 第1位は「小売店・専門店」(5%)となっており、唯一5割を超えている。また、第2位は「大型スーパーマーケット」(44.8%)、第3位が「デパート」(37.4%)などとなっている。
  • 昨年と比較すると、第1位、第2位の「小売店・専門店」、「大型スーパーマーケット」が若干減少しているのに対し、第3位、第4位の「デパート」、「スーパーマーケット」が若干増加している。

 

4.“仙台初売り”に行った目的(複数回答)
「お買い得の商品価格」が第1位。
  • 第1位が「お買い得の商品価格」で4%となっている。第2位が「福袋」で36.3%、第3位が「家族・友人との買い物」で30.2%などとなっている。
  • 昨年と比較すると、「お買い得の商品価格」が0ポイント、「福袋」が6.1ポイントそれぞれ減少しているのに対し、「商品を買った際の景品」が3.4ポイント増加している。

5.“仙台初売り”で使った金額(数量回答)
“仙台初売り”で使ったお金の平均金額は「33,952円」
  • 「20,000円台」が8%と最も多く、次に「10,000円台」が18.5%、「30,000円台」が15.4%で続いている。
  • なお、“仙台初売り”で使ったお金の平均は33,952円となっている。
  • 昨年と比較すると、昨年の“仙台初売り”で使ったお金の平均は38,346円であったのに対し、今年の平均は33,952円となっていることから、4,394円減少したことになる。

 

6.“仙台初売り”に関する情報入手先(複数回答)
「チラシ」、「新聞」、「テレビ」が他を引き離し上位に。
  • 第1位が「チラシ」で9%とほぼ7割となっている。次いで、第2位が「新聞」で57.6%、第3位が「テレビ」で53.7%となっている。
  • 昨年と比較すると、上位7位まで、今年と同じ順位となっているが、そのうち上位5つは昨年よりポイントが減少している。

 

7.今後の“仙台初売り”の開催日についての考え方(単数回答)
“仙台初売り”の開催日、ほぼ3人に2人が「2日から」を支持。
  • 「2日から」が4%を占めて最も多く、ほぼ3人に2人の割合となっている。次いで、「3日から」が17.1%で続いている。なお、「元日から」は9.7%と1割に満たない。
  • 昨年と比較しても、ほぼ同様の結果となっている。 

 

8.“仙台初売り”の開催日の考え方の理由(記述式

○「7.今後の“仙台初売り”の開催日についての考え方」の回答理由を尋ねた。

 主な理由は下記のとおりである。

 

9.今後の「元日通常営業」についての考え方(単数回答)
「元日通常営業を行わない、2日からの初売り」が4割を超える。
  • 「元日通常営業は行わないで、2日から一斉に初売りを行う」が44.5%を占めて最も多く、次いで、「それぞれの判断にまかせる」が36.2%で続いている。また、「初売りの催事やセールを行わない元日通常営業をこのまま続ける」は6.2%となっており、1割に満たない結果となっている。なお「元日から初売りを行う」は5.6%となっている。

 

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