平成15年4月

VOICE(仙台版)調査レポート

株式会社 東日本リサーチセンター

                               代表取締役 佐藤 彰男

平成14年 第2回「お歳暮」に関する調査

当社では、日頃より“各地域の生活者の意識・実態”について各種調査を実施し、情報発信を行なっております。

一般に、日本の慣習である「お歳暮」について、マスコミ等では、毎年、売れ筋商品や価格帯等が発表されています。

そこで、当社では、当社契約の仙台市民1,000人の消費者モニターを対象に、平成14年「お歳暮に関する調査」を実施しました。この調査は、お歳暮に関する動向を把握するために、平成13年に引き続き行なったもので、この度、その調査結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

1.“お歳暮”の贈答の有無
3分の2の家庭でお歳暮を贈っている。
  • 平成14年の“お歳暮”について、「贈った」は9%、「贈らなかった」は31.6%となっており、「贈った」がほぼ3分の2の家庭でお歳暮を贈っていることになる。
  • 前回調査「平成13年お歳暮に関する調査」(平成14年1月調査)と比べると、前回の「贈った」が5%となっているのに対し、今回調査の「贈った」は66.9%となっており、▲2.6ポイント減少したことになる。

2.“お歳暮”を贈った件数 
お歳暮を贈った先の平均件数は6.7件。
  • 平成14年の“お歳暮”を贈った649世帯での贈答り先の件数は、「5件未満(5%)」と「5~10件未満(43.0%)」を併せた『10件未満』が75.5%と7割を超えている。なお、贈った先の平均件数は、6.7件となっている。
  • 前回調査「平成13年お歳暮に関する調査」(平成14年1月調査)での“お歳暮”を贈った先の平均件数が8件だったのに対し、今回調査の贈った先の平均件数は6.7件と前年とほぼ同様の結果となっている。

3.贈った“お歳暮”、もらってうれしい“お歳暮”(複数回答)
贈った“お歳暮”、第1位は「かまぼこ等の練り製品」
  • 平成14年に贈った“お歳暮”の第1位は「かまぼこ等の練り製品」(2%)、第2位は「ビール」(31.7%)、第3位は「コーヒー」(19.1%)となっている。
  • 一方、平成14年のもらってうれしい“お歳暮”は、第1位が「商品券」(7%)、第2位が「ビール」(44.7%)、第3位が「お米」(26.5%)となっている。
  • 前回調査「平成13年お歳暮に関する調査」(平成14年1月調査)の贈った“お歳暮”では「牛タン」が第23位で2.9%であったのに対し、今回調査(平成15年1月調査)では第13位で11.7%となっている。これは前回調査時に「BSE(狂牛病)」の影響による買い控えがあったのが原因と推察される。

4.“お歳暮”の選定方法(複数回答)
お歳暮の選定方法は、6割を超える家庭が「店頭」。
  • 平成14年に贈った“お歳暮”の選定方法の第1位は「店頭」9%と他を引き離して圧倒的に多い。次いで、第2位が「カタログ・パンフレット」(21.6%)、第3位が「折込チラシ」(15.9%)となっている。
  • 前回調査「平成13年お歳暮に関する調査」(平成14年1月調査)の選定方法の「店頭」が54.1%であったのに対し、今回調査の「店頭」は64.9%となっており、ともに第1位であるが、今回調査では10.8ポイント増えたことになる。

5.“お歳暮”を購入した店舗の形態(複数回答)
購入した店舗形態は、「デパート」が41.4%で第1位
  • 今年の“お歳暮”を購入した店舗の形態について、第1位は「デパート」(4%)となっている。また、第2位は「大型スーパーマーケット」(36.5%)、第3位は「小売店・専門店」(31.1%)となっており、これら上位3位が他を大きく引き離している。
  • 前回調査「平成13年お歳暮に関する調査」(平成14年1月調査)の選定方法の第2位が「小売店・専門店」だったのに対し、今回調査では「大型スーパーマーケット」が第2位となっている。 

6.“お歳暮”を買った店の選定理由(複数回答
3割以上の人が「配送料が無料」を挙げる。
  • 平成14年の“お歳暮”を購入した際、購入先を選んだ理由の第1位は「配送料が無料」(0%)となっており、唯一3割を超えている。また、第2位は「家に近い」(28.8%)、第3位が「扱っている種類が豊富」(27.1%)となっている。
  • 前回調査「平成13年お歳暮に関する調査」(平成14年1月調査)での“お歳暮”を買った店の選定理由の上位3つと、今回調査の上位3つの順位は同じ結果となっている。

7.購入した“お歳暮”の1商品あたりの平均金額
贈った“お歳暮”の1商品あたりの平均金額は「5,575円」
  • 平成14年に贈った“お中元”の1商品あたりの平均金額は、「5,000円台」(4%)が最も多く、次に「3,000円台」(28.4%)が続いている。
  • なお、1商品あたりの平均金額は、5,575円となっている。
  • 前回調査「平成13年お歳暮に関する調査」(平成14年1月調査)での“お歳暮”1商品あたりの平均金額が5,862円であったのに対し、今回調査では5,575円となっていることから、287円減少したことになる。

8.購入した“お歳暮”の総額
贈った“お歳暮”の総額平均は「31,089円」。
  • 平成14年に贈った“お歳暮”の総額は、「20,000円台」(7%)が最も多く、次に「10,000円台」(20.6%)、「50,000円以上」(19.4%)が続いている。
  • なお、今年贈った“お歳暮”総額の平均は31,089円となっている。
  • 前回調査「平成13年お歳暮に関する調査」(平成14年1月調査)での“お歳暮”の総額の平均は31,610円であったのに対し、今回調査では31,089円となっていることから、521円減少したことになる。

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