平成14年12月

VOICE(仙台版)調査レポート

株式会社 東日本リサーチセンター

                               代表取締役 佐藤 彰男

第9回(平成14年7~9月期)

「消費者サイドから見た景況調査」

当社では、日頃より地域の生活者の意識・実態について各種調査を実施し、情報発信を行なっております。

一般に、「景況調査」等は、“供給者サイド”から見た経済指標が多く、“消費者サイド”から見た「景況調査」は、ほどんど見られません。

そこで、当社では、当社契約の仙台市民1,000人の消費者モニターを対象に、「消費者サイドから見た景況調査」を実施しております。この度その調査結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

なお、本調査は、年4回(10月、1月、4月、7月)定期的に実施しており、今回は、その「第9回目」の発表となります。

1.仙台市民の景気判断
前回調査よりDIが11.4ポイント下降。
  • 今期3ヵ月(平成14年7~9月期)の仙台市民の景気判断は、DIが▲38.1と、前期(平成14年4~6月期判断DI:▲26.7)と比べ、DIが11.4ポイント下降し、厳しい状況となっている。
  • 前回調査(平成14年4~6月期)での平成14年7~9月期の見通し(▲19.6)に対し、今回調査(平成14年7~9月期)での7~9月期の判断では、▲38.1となっており、見通しより▲18.5ポイントと大幅に下方修正されている。
  • 来期3ヵ月(平成14年10~12月期)の見通しは、DIが▲29.2とマイナスとなるものの、今期3ヵ月の判断(▲38.1)と比べ、8.9ポイント改善する見通しである。

2.今期、景気が“良くなった”または“悪くなった”と思う理由(複数回答)
前回より「株価の動き」が15.9ポイント増加
  • 今期3ヵ月(平成14年7~9月期)で景気が“良くなった”と思う主な理由(回答者:4人)は、「買物の賑わい」(3人)、「家計の収入増」(1人)、「各種の経済指標」(1人)などである。
  • 一方、景気が“悪くなった”と思う主な理由(回答者:373人)は、「家計の収入減」が9%と5割を超え最も多く、次に「株価の動き」が46.4%、「政府や行政の取組み」が40.2%で続いている。前回調査(平成14年4~6月期)で“悪くなった”と思う理由の第3位であった「株価の動き」(30.5%)が、今回調査では46.4%と15.9ポイント増加し、第2位に上がっており、市民の株価の動きに対する懸念が増大している。

3.来期、景気が“良くなる”または“悪くなる”と思う理由(複数回答)
来期、景気が悪くなると思う理由の第1位は「政府や行政の取組み」。
  • 来期3ヵ月(平成14年10~12月期)で景気が“良くなる”と思う主な理由(回答者:20人)は、「買物の賑わい」(15人)、「家計の収入増」(5人)、「政府や行政の取組み」(4人)などである。
  • 一方、来期3ヵ月の景気が“悪くなる”と思う主な理由(回答者:304人)は、今期3ヵ月(平成14年7~9月期)で景気が“悪くなった”と思う理由の第1位に挙げられていた「家計の収入減」と入れ替わり、「政府や行政の取組み」(6%)が第1位に挙げられている。次に、「家計の収入減」(51.6%)、「株価の動き」(46.4%)が続いている。

4.お宅での“消費・支出”について
3人に2人が『消費・支出を抑えた』と回答
  • 今期3ヵ月(平成14年7~9月期)の家庭での消費・支出は、「消費・支出を抑えた」が3%、「消費・支出をやや抑えた」が41.4%で、これらを併せた『消費・支出を抑えた』が65.7%と6割以上を占めている。
  • 一方、「消費・支出をあまり抑えなかった」(22.0%)、「消費・支出を抑えなかった」 (10.5%)を併せた『消費・支出を抑えなかった』は、32.5%となっている。
  • したがって、『消費・支出を抑えた』が『消費・支出を抑えなかった』を33.2ポイント上回っていることになる。前回調査(平成14年4~6月期)でその差が30.2ポイントであったことから、今回はポイント差が広がったことになる。

5.“自由に使えるお金(お小遣い)”の増減
お小遣いのDIは▲32.2と、マイナス幅が増加。
  • 今期3ヵ月(平成14年7~9月期)の“自由に使えるお金(お小遣い)”の増減は、「増えた」が9%、「減った」が34.1%となっており、お小遣いのDIは、▲32.2となっている。
  • また、前回調査(平成14年4~6月期:DI▲2)と比べると、お小遣いのDIは、マイナス幅がやや増加している。

6.1ヵ月あたりの“自由に使えるお金(お小遣い)”
自由に使えるお金の平均は、23,924円
  • 今期3ヵ月(平成14年7~9月期)の“自由に使えるお金(お小遣い)”の増減は、「増えた」が9%、「減った」が34.1%となっており、お小遣いのDIは、▲32.2となっている。
  • また、前回調査(平成14年4~6月期:DI▲2)と比べると、お小遣いのDIは、マイナス幅がやや増加している。

7.お宅での“外食”の回数
自由に使えるお金の平均は、23,924円
  • 今期3ヵ月(平成14年7~9月期)の“自由に使えるお金(お小遣い)”の増減は、「増えた」が9%、「減った」が34.1%となっており、お小遣いのDIは、▲32.2となっている。
  • また、前回調査(平成14年4~6月期:DI▲2)と比べると、お小遣いのDIは、マイナス幅がやや増加している。

8.お宅で1回あたりの“外食”に使うお金
1回あたりの外食費の平均は、5,522円
  • 今期3ヵ月(平成14年7~9月期)の“自由に使えるお金(お小遣い)”の増減は、「増えた」が9%、「減った」が34.1%となっており、お小遣いのDIは、▲32.2となっている。
  • また、前回調査(平成14年4~6月期:DI▲2)と比べると、お小遣いのDIは、マイナス幅がやや増加している。