平成13年3月

VOICE(仙台版)調査レポート-

株式会社 東日本リサーチセンター

TEL 022(217)3021(代)

2回「消費者サイドから見た景況調査」

 当社では、日頃より地域の生活者の意識・実態について各種調査を実施し、情報発信を行なっております。

一般に、「景況調査」等は、“供給者サイド”から見た経済指標が多く、“消費者サイド”から見た「景況調査」は、ほどんど見られません。

そこで、当社では、当社所有の仙台市民1,000人の消費者モニターを対象に、「消費者サイドから見た景況調査」を実施しましたが、この度その調査結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

なお、本調査は、年4回(10月、1月、4月、7月)定期的に実施する予定ですが、今回は、その第2回目の発表となります。

 

【調査実施概要】

1.調査対象

  • 調査対象者(仙台市内に居住する当社所有の消費者パネルモニター1,000人)

回収状況 (対象数1,000サンプル、回収数998サンプル、回収率99.8%)

 

 

 

<回収の内訳>

①地域別                  ②性別・年代別

青葉区   (200人)       20代 男 100人 女100人(合計 200人)

宮城野区(199人)       30代 男 100人 女100人(合計 200人)

若林区   (200人)       40代  男 100人 女100人(合計 200人)

太白区   (200人)       50代 男 100人 女100人(合計 200人)

泉区    (199人)        60代 男  98人  女100人(合計 198人)

    (合計 998人)                                 (合計 998人)

2.調査方法

  • 留置調査法(訪問留置、訪問回収)

 

3.調査実施期間

  • 平成13年1月

 

【調査結果】

1.仙台市民の景気判断

○今期3ヵ月(平成12年10~12月期)の仙台市民の景気判断は、「良くなった」が2.4%、一方「悪くなった」が24.7%となっており、DIは▲22.3と、マイナス20ポイントを超えており、市民感覚では依然厳しい状況が続いている。なお、「変わらない」は70.5%である。

○来期3ヵ月(平成13年1~3月期)の見通しは、DIが▲17.8とマイナスとなっているものの、今期3ヵ月の判断(▲22.3)と比べると、4.5ポイント上昇し、若干改善される見通しとなっている。

○前回調査(平成12年7~9月期)での10~12月期の見通し(▲10.1)に対し、今回調査(平成12年10~12月期)での10~12月期の判断では、▲22.3となっており、予想より12.2ポイント下方修正されている。

2.景気が“良くなった”と思う理由、“悪くなった”と思う理由(複数回答)

○今期3ヵ月(平成12年10~12月期)で「良くなった」と思う主な理由(回答者:24人)は、「買物の賑わい」(62.5%)、「家計の収入増」(33.3%)などである。

○一方、「悪くなった」と思う主な理由(回答者:247人)は、「家計の収入減」(61.9%)が最も多く、6割強の人が挙げている。次に「政府や行政の取組み」が35.2%で続いている。

3.景気が“良くなる”と思う理由、“悪くなる”と思う理由(複数回答)

○来期3ヵ月(平成13年1~3月期)で「良くなる」と思う主な理由(回答者:29人)は、「買物の賑わい」(31.0%)、「物価の動き」(24.1%)、「各種の経済指標」(20.7%)などである。

○一方、「悪くなる」と思う主な理由(回答者:207人)は、「家計の収入減」(50.2%)、「政府や行政の取組み」(47.3%)などである。

4.お宅での“消費・支出”について

○今期3ヵ月(平成12年10~12月期)の家庭での消費・支出についてみると、「消費・支出を抑えた」が15.8%、「消費支出をやや抑えた」が37.9%となっており、これらを併せた『消費・支出を抑えた』が、53.7%となっている。一方、「消費・支出をあまり抑えなかった」(24.7%)、「消費・支出を抑えなかった」(15.5%)を併せた『消費・支出を抑えなかった』は、40.2%となっている。したがって、『消費・支出を抑えた』が『消費・支出を抑えなかった』を13.5ポイント上回っていることになる。

5.“自由に使えるお金(お小遣い)”の増減

○今期3ヵ月(平成12年10~12月期)の“自由に使えるお金(お小遣い)”の増減は、「増えた」が4.3%、「減った」が26.8%となっており、お小遣いのDIは、▲22.5となっている。しかし、前期(平成12年7~9月期:DI▲32.0)と比べると、お小遣いのDIは、9.5ポイント上昇している。

6.1ヵ月あたりの“自由に使えるお金(お小遣い)”

○1ヵ月あたりの“自由に使えるお金(お小遣い)”は、「10,000~20,000円未満」が21.1%と最も多く、次に「30,000~40,000円未満」が20.2%、「20,000~30,000円未満」が16.0%で続いている。なお、1ヵ月あたりの“自由に使えるお金(お小遣い)”の平均は、25,014円となっている。

7.お宅での“外食”の回数

○今期3ヵ月(平成12年10~12月期)の“外食”の回数は、「増えた」が9.4%、「減った」が29.8%となっており、外食回数のDIは、▲20.4とマイナス幅が大きい。前期(平成12年7~9月期:DI▲21.9)と比べると、DIは1.5ポイント上昇しているが、ほとんど変わっていない。

8.お宅で1回あたりの“外食”に使うお金

○家庭で1回あたりの“外食”に使うお金は、「5,000~7,000円未満」が28.0%と最も多く、次に「3,000~5,000円未満」が19.5%、「3,000円未満」が16.0%で続いている。なお、1回あたりの外食費の平均は、5,926円となっている。