当社では、日頃より“地域の生活者の意識・実態”について各種調査を実施し、地域に根ざした情報発信を行っております。

近年、伝統ある“仙台初売り”の開催日は正月2日に一斉開催となっております。一方、仙台市郊外への大型小売店の出店が進んだ、平成15年(2003年)以降、初売りの催事やセールを行わない「元日通常営業」が始まり、小売店のお正月の営業形態は多様化しています。

そこで、当社では、当社の仙台市民1,000人の消費者モニターを対象に、平成30年仙台初売りに関する調査を実施しました。

この調査は、仙台市民の“仙台初売り”に関する動向を把握するため、平成14年から行っているもので、今回の調査で17回目となります。このたび、その調査結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

仙台初売りの参加の有無、仙台初売りに行った場所

 
仙台初売りに『行った』が調査開始以来、最低の32.1%。
○“仙台初売り”に『行った』が32.1%と3割を超えているが、調査開始以来、最低となっている。

 

○“仙台初売り”に行った場所について、詳しく見てみると、「仙台市中心部の初売りに行った」が14.8%、「仙台市郊外の初売りに行った」が19.7%となっており、“郊外”が“中心部”を上回っている。

○ここ3年間で比較すると、行った場所については、大きな変化が見られない。

 仙台初売りに行った日

2日に行った」が75.4%と7割を超え、他を大きく引き離す。
  • “仙台初売り”に行ったと回答した321人に、行った日をたずねたところ、第1位は「2日に行った」で75.4%と7割を超え、他を大きく引き離している。次に、第2位が「3日に行った」(26.8%)で2割台、第3位が「元日に行った」(14.3%)で1割台となっている。なお、「4日以降に行った」(7.8%)は、1割未満となっている。
  • ここ3年間で比較すると、仙台初売りに行った日については、ほとんど変化が見られない。

仙台初売りで行った店舗の形態

1位が「小売店・専門店」(51.4%)、第2位が「大型スーパーマーケット」(39.9%)。
○“仙台初売り”に行ったと回答した321人に、店舗形態をたずねたところ、第1位が「小売店・専門店」(51.4%)で唯一5割を超えている。次に、第2位が「大型スーパーマーケット」(39.9%)、第3位が「デパート」(29.0%)などとなっている。

 

○ここ3年で比較すると、「デパート」は、前々回調査で39.8%と第2位であったが、前回調査では9.1ポイント減少し、29.0%と第3位へとランクダウンしたが、今年も変わらず29.0%で第3位であった。

仙台初売りに行った目的

今回調査で初めて「家族・友人との買物」(41.7%)が第1位となった。
○“仙台初売り”に行ったと回答した321人に、目的をたずねたところ、第1位が「家族・友人との買物」(41.7%)で4割を超えている。次に、第2位が「お買い得の商品価格」(38.9%)、第3位が「福袋」(35.5%)で3割台となっている。

 

○昨年と比較すると、「家族・友人との買物」が昨年の24.7%から41.7%と17ポイント増加し、順位も第3位から第1位へとなった。

仙台初売りで使った金額

使った金額の平均は「29,631円」と、昨年に比べ平均で650円減少した。
  • “仙台初売り”に行ったと回答した321人に、使った金額をたずねたところ、「10,000円台」が29.6%を占めて最も多く、次に「20,000円台」が19.3%で続いている。以下、「10,000円未満」が15.6%、「30,000円台」が12.5%となっている。
  • 今年の“仙台初売り”で使った金額の平均は29,631円で、昨年に比べ6,250円と大幅に減少している。

     

仙台初売りに関する情報収集入手先

「チラシ」、「新聞」、「テレビ」が、他を大きく引き離し、上位3位を占める。
  • “仙台初売り”に関する情報の入手先は、第1位が「チラシ」(69.1%)、第2位が「新聞」(58.1%)、第3位が「テレビ」(49.2%)となっており、これら上位3位が他を大きく引き離している。

○ここ3年で比較すると、「テレビ」が漸増傾向を示している。

今後の仙台初売りの開催日についての考え方

開催日は、仙台市民の約2/3が「2日から」を支持。
  • “仙台初売り”の開催日については、「2日から」が65.6%と、全体の約2/3を占めている。次いで「3日から」が21.8%で続いている。なお、「元日から」は7.5%と、1割に満たない。
  • ここ3年で比較すると、仙台初売りの開催日については、ほとんど変化が見られない。

 

仙台初売りの開催日の考え方の理由

○「今後の“仙台初売り”の開催日についての考え方」の回答理由をたずねた。

  “2日からがよいと思う理由”、“3日からがよいと思う理由”、“元旦からがよいと思う理由”は下記のとおりである。

元日の通常営業の利用状況

元日通常営業の利用は、「行った」が16.2%となっている。
  • 主に仙台市郊外店で実施されている、初売りの催事やセールを行わない“元日通常営業”については、「行った」が16.2%となっている。

○ここ3年で比較すると、“元旦通常営業”の利用状況は、ほとんど変化が見られない。

今後の元日通常営業の考え方

「それぞれの判断にまかせる」が55.4%で過半数を占めトップ。
  • “元日通常営業”についての考え方は、「それぞれの判断にまかせる」が55.4%を占めて最も多くなっている。次いで、「元日通常営業は行わないで、2日から一斉に初売りを行う」が26.4%、「初売りの催事やセールを行わない元日通常営業をこのまま続ける」が10.2%で続いている。なお、「元日から初売りを行う」は5.3%で1割に満たない。

○ここ3年で比較すると、“元日通常営業”についての考え方は、ほとんど変化が見られない。