当社では、日頃より地域の生活者の意識・実態について各種調査を実施し、地域に根ざした情報発信を行っております。

さて、ここ数年、北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射しております。そして、平成29年の8月29日と9月15日の2度にわたり、北朝鮮は日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射しました。その際、緊急情報が出されたことを契機に、Jアラートを巡ってさまざまな声が出ています。

また、運用面での課題も浮き彫りとなり、Jアラートと連動して情報を伝える自治体の防災行政無線やメールサービスで、情報が発信されないなどのトラブルが各地で見られました。

そこで、当社では平成29年10月に、当社の仙台市民1,000人の消費者モニターを対象とした「Jアラートに関する調査」を実施しました。

このたび、その調査結果がまとまりましたのでお知らせいたします。

調査実施概要

 

Jアラートの認知内容 

Jアラートの認知内容は「いずれも知らない」が10.3%となっている。
〇 Jアラート”の認知内容は、第1位が「有事関連として弾道ミサイル、航空攻撃、ゲリラ・特殊部隊攻撃、大規模テロの情報が対象である」で63.3%、第2位が「時間的に猶予のない緊急事態の発生を国民に伝え、迅速な避難行動を促すことを目的としている」が56.8%となっており、これらが仙台市民の5割以上に知られている。一方、「いずれも知らない」が10.3%となっている。

 

携帯電話・スマートフォンのJアラート、作動時のエリアメール・緊急速報

「知らない」が28.3%で、仙台市民のほぼ3割を占めている。
  •  携帯電話・スマートフォンの“Jアラート”作動時のエリアメール・緊急速報メール受信の設定方法は、「知っている」が59.4%でほぼ6割を占めっている。一方、「知らない」が28.3%でほぼ3割を占めている。

なお、「所有している携帯電話・スマートフォンが受信に対応していない」が7.0%、「携帯電話・スマートフォンを所有していない」が4.0%となっている。

 

北朝鮮の弾道ミサイル発射による”Jアラート”発動の認知状況

Jアラート発動の認知状況は、「両日とも気づいた」が8割以上(81.4%)を占めている。  

なお、「どちらも気づかなかった」は年代が高くなるにつれ多くなる傾向が見られる。

  •  北朝鮮の弾道ミサイル発射による“Jアラート”発動の認知状況は、「8月29日と9月15日の両日とも気づいた」が81.4%と8割以上を占めている。また、「8月29日のみ気づいた」が2.5%、「9月15日のみ気づいた」が3.3%となっている。

一方、「どちらも気づかなかった」は11.7%となっている。

〇 年代別で見ると、「どちらも気づかなかった」は年代が高くなるにつれ多くなる傾向が見られ、特に60歳代では2割以上を占めており、他の年代に比べ多くなっている。

弾道ミサイル落下時の避難行動の有無

仙台市民の8割以上(84.2%)が「どちらも行わなかった」と回答。
  •  弾道ミサイル落下時の避難行動の有無は、「8月29日と9月15日の両日とも行った」が11.4%と1割台となっている。また、「8月29日のみ行った」が1.2%、「9月15日のみ行った」が1.9%となっている。

一方、「どちらも行わなかった」が84.2%と8割以上を占めている。

 

弾道ミサイル落下時の避難行動についての対策の有無 

避難行動についての対策は、「特に何もしていない」が77.8%と仙台市民の8割近くを占める。
  •  弾道ミサイル落下時の避難行動についての対策の有無は、「対策を行っている」が2.5%と1割に満たない結果となった。また、「家族等で話し合うのみ」が18.8%となっている。

一方、「特に何もしていない」が77.8%と8割近くを占めている。